本当のぼくじゃない

好きが多すぎるので140字じゃ足りないときに

『烈火』(Love-tune)についての超個人的な所感

超都合の良い徒然です。

CALLと迷ったんですが、今は烈火のタイミングかなと。

少クラのみの情報源なので、あの4分位の映像から色々こねくりまわします。

Twitter等の現場レポも拝見していますが、あえて見ていない体でいきますね。

(以下敬称略含む)

(調べ不足による誤った記述がある場合があります。ご容赦ください)

 

 

 作者

作詞:ma-saya

主な提供

『NYC』NYCboys

『like a Mt.Fuji ~勝利のドラゴン~』『恋愛心経』舞祭組

『SIGNAL』KAT-TUN

ドリボの曲も書いていらっしゃるようで、Jだとキスマイが多い印象

作曲:Anders Wigelius / Erik Wigelius / Chris Meyer

スウェーデンのクリエイター陣です(CALLと一緒か?)

JE=ソニーか?セクゾ、A.B.C-Z、NEWS、嵐がメイン?

 

歌詞

わざわざ私がここで言及するまでもないとは思うのですが…。

文字通り言いたいこと言う。

尽きるのは「本当は言わずにいたかったフラストレーションと本音」といったところでしょうか?

…違うか(;^_^A

ガムパのメイキング?バクステ?で安井くんが

「アイドルは楽そうに見えていい」

旨を言っていて、安井イズムとまではいかないけれど

「(努力している姿が)見えない美学」

みたいなものはLove-tuneさんの中にあるのかなって思っています。

限りなくノンフィクションに近いフィクション像を作っていくアイドルだからこそ、こういう楽曲パフォーマンスでフラストレーションをぶつけるのかな。

 

「この街」で、ふと堂本剛さんの「街」を思い出しました。

あちらでは

愛を見失ってしまう時代だ

と言っていますが、最後には

愛を刻もう傷ついたりもするんだけど

とも言っていて、違うベクトルの「愛」だけれど何か通ずるものがあったらいいのにな、なんて思ってしまいました。

 

烈火とtune

 キー

  Eマイナー(ホ短調

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 マイナーキー(短調)は細かく言うと長くなるので、とりあえず音階書いたのでこれだけ。

ベースに聞こえるビートは基本低いミで打ってるんだなくらいで。

「ミ」は弦楽器の開放弦(指で弦を押さえないで弾ける音)なので、Emもギターやる人は最初に覚える…んだった気がする。

ベースも基本ミラレソの開放弦4弦で、ギターは+シミの6弦です。

ちなみにNOROSHIのイントロベースはおそらく「半音下げチューニング」なので、最低音がミ♭になっているはず。

 昔テレビ番組で山口智充さんと山本耕史さんの即興演奏コーナーがあったのですが、「ミートソーススパゲティ」の曲を作った回でめちゃくちゃEmが出てきます。某Tubeで出てく…おっと

 

個人的視点でもうちょっと突っ込むと、この

「開放」弦

であるところがミソなのかなと感じています。

一番低い弦は総じて太いのです。高いほど細くなります。ピアノもそうです。

太い弦は細い弦のように軽く音は鳴りませんが、その分深く出ます。

一番太い「開放」弦をそのまま手を加えずに鳴らす。

開放→解放?

 

他グループのEマイナー楽曲だと

『キミコイ』ジャニーズWEST

『Sakura』嵐

『青いイナズマ』SMAP

『SNOW! SNOW! SNOW!』『硝子の少年』Kinki Kids

『SAMURAI』タッキー&翼

『宙船』TOKIO

などなど。『アンダルシアに憧れて』もそうですね。

あと関ジャニ∞の『言ったじゃないか』はGメジャーですがEmの使い方が面白いです。

 

音色・楽器

ベース

 前述にベースはミラレソの4弦と書きましたが、少クラでは美勇人くん5弦(6?)ベースですね。メンバーにすすめられたとか。

なんせ一番ベースラインが動く所で美勇人くんがカメラ抜かれてないのでなんとも言えないのですが、もしあれを振りつきで本当に弾いていたら上達速度にたまげます。

曲の前半は多分打ち込みのシンセサイザーのベースのはずですが、自分がライブで演奏するときは音源レコーディングしたプロのプレイヤーさんと同じクオリティーにしなくてはいけないのですから、テレビでは当て振りだろうが実際もダブルベースでもう一本トラックでスタジオミュージシャンのベース音が流れていようが(EDMの上に楽器を乗せているので完全生演奏はこの先ないだろうけど)、そういう部分でのプレッシャーと闘いながら弾いているんだろうなあ。

 

ギター

 真田くんのギターはテレキャスでしょうか?ギターとドラムには明るくないのですみません。

以前『MOON/KAT-TUN』では日本的な音階(ヨナ抜き音階とか五音音階とか民謡とかのそういうやつ←雑)でギターリフを弾いていたので、『烈火』もそういう攻め方なのかなと勝手に予想していました。

というか、そういう音階でもしれっと弾けるんだってときめきまくっていました。

めちゃくちゃ西洋じゃん…。

音楽の下地がEDM(厳密に言うとダンスミュージックなのかはよくわからん。『パリマニ』とかはがっつりEDMって言えるんだけど…)なので、そこに寄せてきたのかな?

 

ドラムス

 すみません…ドラムキットの名前全部すぐ言えませんってくらい無知です…。

雰囲気でさもアレな感じで述べますと「意外と音数多くない…?」です。

EDMってテンポ速い曲多いのですが、思ったよりこの曲は速くないのかも。

EDMじゃなくてもっと適しているカテゴリーがあるはずですよね。

「テクノ」とか「エレクトロ」とか「ハウス」とか?「トランス」?

4つ打ちっぽさは「ハウス」を感じるかな。

萩谷くんからはコーヒーや文鳥などのお話からどこかオタク気質を感じるので、そのうち太鼓コレクターになって「要塞」化しそう。

 

キーボード

 長妻くんのあれはローランドの…何とか600?RD-600?

前調べたけど失念。600すらあってないかもw

おそらくシンセサイザー(色々な音色にできる)ではなく電子ピアノと思われます。

シンセだったら「めちゃくちゃシャレたリフ弾くじゃん…」ってなるのですが、やっぱり電子ピアノじゃなくてシンセなのかな?

鍵盤の押さえ方は聞こえるキーボードのリズムと一致しているのですが、たぶん当て弾きかなぁ…。ギターやベースのチューニングみたいにキーをずらしているとはちょっと考えられないので(わざわざ弾きにくいように変えることになる)。

でも、細かいパッセージもしっかり弾いていらっしゃるので素直に拍手。

大人の指になってからの訓練だから大変だよね。

そういえばらぶさんってピアノ経験者いるのでしょうか?

 

和楽器

 三味線は調子(チューニング)によるのですが、ドファソやドソド等3弦です。

どういう調子なのかはちゃんと聴き直さないとわからないなぁ…。

見る限り中棹?長唄とか歌舞伎の…あれストラップつけられたんだ…笑

ガムパとか過去の演奏経験とかよく把握していませんで…あちゃー。

バチの持ち方とか、撥弦の仕方(弾き方)がンンンンって所もあり、正直「それ音出てるか?」っていう感じだったのですが、ぶっちゃけテレビで聞こえてくるのはプロの三味線の音だけなので割り切ります。ピックアップアンプの類も見つからないし。

それこそ一番鳴ってるところでカメラに抜かれない、二人一緒に手元がわかるような映し方をされない、のでわからん!

以上、学校で三味線の先生にバチの持ち方だけ褒められ別れ際「もうちょっと上手くなってくれたらよかったのになぁ…」と言われた人間の戯言です。

 

 篠笛が優勝ですよね。

 私もやりたかったなあ。ずっと習いたいと思っていた楽器なので。

まず、音を出すのが大変な楽器だそうです。

twitter.com

友達がネサフ中に見つけないことを願う(笑)

篠笛の高音はよく抜けます。防音扉からでも音漏れ聞いたことがあります。

フルート経験者の方は「息」の大変さがお分かりかと思います。

ああいう華奢な楽器ほどスタミナが要るんですってね…。

諸星くんの肺活量と呼吸コントロールの技術にただただ脱帽。

この曲は篠笛の「レミ」の説得力の強さで終わらないと締まりがなくなるのでひたすら優勝。

 

tune(旋律)

 旋律でいうと、篠笛がこの曲の唯一の和風担当かな。

ギターがゴリゴリのロックだったので、いつか日本音階バージョンも聴いてみたい。

ベースソロも映えるんじゃないかな?

箏が後ろで鳴っていて、三味線も足されていますがこれは「音色」要員かな。

最後に鼓も鳴っていますね。そこから篠笛のフィニッシュに繋がっています。

 

楽器の種類が多い分、音の数や凝り過ぎた旋律を詰め込むとますますがちゃがちゃしてしまうので、ある側面では篠笛=諸星くんという職人の技に託している感があります。

よく聴いてみると、後半のバンドパートでは「旋律」はほぼ楽器の音(前半にあるコンピュータ打ち込みの音色ではない)に切り替わっています。

 

楽譜っぽく旋律について細かく書いてしまうと色々アレな事情で迷惑が掛かってしまうのでごにょごにょ。

語彙の強さを出すために音符の数はそんなに細かくないようにしているのでしょうか。

全体的にキー高めです。

Aメロは音程が低ー高の跳躍が特徴ですかね。

「~ってんじゃねえ!」は「ミ」多め。(スシ食いねェ方式と勝手に名付けた。あれもスシ主張が強いからきっと同じ戦法)

特に訴えているキーワードは「ソ」終わりが多いかも。

曲中の「Fire」に充てられているのが「ソーミ」ですね。

英語独語だと「GーE」仏語だと「Sol-Mi」日本音名だと「トーホ」

…何か意味があると思ったんだけどなあ…。

 

 つまるところ

Twitterでは「ちゃんとみんな弾いてます」みたいなこと言いましたがぶっちゃけ当て振りじゃない?って言われても無理ないかな?

弾いている、叩いているのは確かなのですが、追加のバックで足されているトラック(楽器の音)が多くてきっと「観させる」前提で作られたんだろうな、って感じです。

当て振りだろうが「できる前提であえて当て振りを選択した」っていう裏メッセージ?これは欲目か。

 

これまで「足し算」のアピールが多く見られたので、次は「引き算」を観たくなったパフォーマンスでした。

楽器の置いたり持ったりはゴールデンボンバー先輩が先だしね。

「楽器を持たなくても一曲世界を創れる」

「楽器だけで一曲世界を創れる」

っていう姿を観たいです。

あと『烈火』だから赤い衣装なのかわからないのですが、『烈火』初見の感想としては和楽器を押すなら和装の方がしっくりきたかなぁ…。

それはそれで「和楽器バンド」ぽくなっちゃう?

 

茶の間こじらせるとこうなるんだよな。

V6兄さんとかWESTさんのもやりたいけどこういう時間があったら現場に行きたいっすよねえ…。